MORTALITY AND MERCY IN TRALFAMADORE

ころすもいかすもとらるふぁまどーるでは

このブログがはじまる

ぼくはたったいま、2時間半の残業をこなして家に帰ってきた(その時点から書き始めているわけだから、当然この文章の投稿時にはもっと時間がずれこむ)。普段はなるべく自炊するよう努めているけど、こういう時はもうコンビニで買って済ませてしまう。なにを買った?……野菜が多めのペペロンチーノ。だってよ。この「野菜」のばかばかしさはなんだ、野菜をこの一食で比較的多く取ったとしても、炭水化物と脂は結局これまでのように軽々しく取ってしまうのに、それがぼくの食生活のなにかしら救いになると?……それともぼくは一体なんだ、向こうの戦略にあまりにも凡庸にはまってるのか?……いやまあ、うじうじそんなことを考えててもしょうがない。

 

というわけで、このブログがはじまる。

はじめる前にルールを決めておきたい。ぼくがこのブログについて自分に課すルールだ。

 

1.更新に定期性を求めて苦しまないこと

ブログにせよSNSにせよ、しばらくだんまりを決め込むことで、構ってもらえなくなる……具体的にはフォロワーや投げられる評価数が減る……傾向はある。Twitterをやるとき、ぼくも正直それを気にして(大したフォロワー数でもないにもかかわらず!)、むきになってリツイートするものを探したりするけど、それに類する行為をせめてこのブログに対しては義務的に放棄する。書くのはただただ、体力があり、かつ文をかたちにしたい欲求がふくらんだ時だけだ。逆に言えば、体力と欲求がある限りにおいて、毎日、いや毎時間更新することもありうるってこと。でも、今の時点ではすべてが藪の中。

1.ステータス向上のためにブームを援用しないこと

SNSではブームなるものが可視化される。たとえば、いまの時点なら「風評被害」「名誉男性」「死んだら負け」「サウジアラビア記者殺害」「沢田研二ドタキャン」「『若おかみは小学生!』」「『SSSS.GRIDMAN』の宝田六花ちゃん」とか(ただのたとえなので、ちょっと旬が過ぎたものもあるぞという点はお目こぼしを)。それ自体はよくあることだ。ただそれらについて、“あーっ、アルファブロガーを志望してる感じに見られるためには、まずは言及だ、言及だ、言及をせねば”という焦り方をして触れるなどということは、ないように戒めたい。ぼくはTwitterもしているが、こういう部分は全部そっちに投げてしまおうと考えている。

1.必ず内容を推敲すること

これについては多くを語るまい。もちろんこの文書も出す前に適切に読み返し、修正をするだろう(その結果、頭を抱える表現などがあれば、それだけの文章力だったということで…ね)。代わりに今後Twitterでは、推敲を欠いた支離滅裂なつぶやきが増えてゆくかもしれない。もしそうなれば、それはこことの棲み分けがうまく行っていることだと思ってもらってもいいのかもだ。

 

こんなかんじだ。この3つがここの「硬性憲法」だ。これらが変わった状況がほしいとしたら、新しくブログを作って対応する。とりあえずは、そんなところでひとつ。

ついでに、Twitterをやっていると言ったが、アカウントはこれだ。

ペルメタルパワ・ベラーミク (@PerMetalPower) | Twitter

ふざけた、しかも借り物の名前で、つぶやく内容もそれに相応しいものであるが、Twitterとここを断絶させる意図もないし、一応ここに記しておこう。ぼくを指し示すのに名前が必要なら、「ベラ」だけでよい。なにがよいって、「イシュメール」よりははっきりとダサいことだよな、って。いや……まあ……それはどうでもいい(「白鯨」は積読中)。

 

前置きはこれにておしまい。

さて、このブログがただの空白になるか、それとも肥溜めになるか、しゃれた喫茶店になるか……すべてはぼくの言葉しだいなのだ。もしこれを読んでいらっしゃる方(よほど時間を持て余しておられる!)がいるなら、あなたはまったき傍観者、なんの気兼ねもなく、のたうちまわる文章を冷ややかな目で見ていてもらってかまわない。それよりも、あなたの存在について少しばかり期待しながら、ぼくがここに書けるように、ちょっぴり祈っていていただけると光栄である。